デイリー・アップデート

2017年4月27日 (木)

[ベネズエラ] ベネズエラ情勢に関する米州機構(OAS)の緊急外相会議開催決定を受け、同国のロドリゲス外相がOAS脱退通知を4月27日に送付する意向を表明。同国は国際的孤立を深めつつある。

[トルコ] 25日にトルコ軍がシリア北部とイラク北部を空爆し、クルド兵20人以上が死亡した。これに対して米政府は強い懸念を表明、イラク政府も自国領土への攻撃を非難した。

[米国] トランプ政権は26日、法人税減税や海外利益に対する税率引き下げなどを柱とする税制改革案の概要を発表。輸入企業の税負担を重くする国境税は見送った。

[新興国] 世銀の「人の移動と開発の状況報告」にて新興国の送金受取額が過去30年で初めて2年連続で減少したと発表。主因は油価低迷、送金元国(中東露欧)の経済減速、為替変動。

[ベネズエラ] 同国の政治的な混乱が深まる中、大手欧米石油会社が現地に駐在する外国人職員を国外へ撤収させていることが明らかとなった。同国の原油生産量は昨年1月から約15%縮小し、足元の生産量は日量200万バレル余り。

[日ロ関係] 安倍首相は27日、モスクワでプーチン大統領と首脳会談を行う予定で、北方領土での共同経済活動に向けて協議するほか、挑発行動を繰り返す北朝鮮への対応も論点となる見通し。

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