デイリー・アップデート

2017年7月28日 (金)

[米ロ関係] 6月25日に下院本会議で可決された対露制裁強化法案を上院は27日に賛成98票、反対2票の圧倒的賛成多数で可決し、同法案をトランプ大統領に送付。

[フィリピン] 7月23日、12月末までの戒厳令の延長が決定。最新の世論調査によれば国民の57%が戒厳令を支持し、43%が経済に影響は及ぼさないと回答している。

[イラク] 9月に予定されているクルド地方政府の独立に向けた住民投票に関し、キルクークで投票を行うかどうかが問題となっている。キルクークは係争地であるが、14年以降クルドが実効支配しており、これを機に油田地帯であるキルクークをクルドに取り込みたいと考えている。

[Amazon] 株価は最高値を更新し、Bezos CEOは一時ビルゲイツを抜き世界一の富豪に。同社決算は2桁増収でも減益、Q3は営業赤字の可能性。クラウド事業(AWS)好調も、業容拡大に向けた投資が業績を圧迫。

[Shell] 石油メジャーShellのCEOは決算発表にて石油価格が「Lower forever」となることを想定して事業に取り組んでいると指摘。石油需要のピークはバイオ燃料の利用が拡大すれば2030年より前に到来するとした。

[ウクライナ] ウクライナ移民当局は27日、かつて南部オデッサ州で知事を務めたジョージア(グルジア)のサーカシビリ前大統領のウクライナ国籍を剥奪したと発表した。

[中国] 国務院は26日、中央政府管轄の一部の国有企業・同子会社の内、中央の金融・文化関係を除き、年内に全て、有限責任会社か株式会社に転換するなどの近代的企業制度改革を発表。

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