デイリー・アップデート

2017年10月10日 (火)

[ドイツ] 独の8月の鉱工業受注指数は前月比3.6%上昇、昨年12月以来の大幅な伸び。8月の鉱工業生産指数は前月比2.6%上昇、2011年7月以来の大幅な伸び。

[日本] 野菜や魚など生鮮食品の価格が上昇。実質賃金が伸び悩み、消費者マインドが一進一退の状況では、生鮮食品の価格上昇が重しになって、今後の消費が弱含む可能性がある。

[米国] 環境保護局長官は、オバマ前政権が打ち出した火力発電所の二酸化炭素排出規制、「クリーン・パワー・プラン」の廃止を提案する予定。

[韓朝] 北朝鮮当局が開城工業団地の縫製工場を稼働させたとの外電に対し、北朝鮮の国営メディアがそれを認めた。工場の製造設備は本来韓国企業の所有物であり、開き直りと捉えられている。

[フィリピン] 10月8日に発表された民間調査会社SWSの世論調査によれば、ドゥテルテ大統領の17年第3四半期の支持率(純満足度)は48で前回から18ポイント下落し、就任以降最も低い水準となった。

[米国] 米政権は移民政策に関する要望事項を議会に提示。不法移民送還措置をめぐる交渉条件との位置付けで、民主党は強く反発。予算審議の焦点の一つになる。

[世界] 2017年のノーベル経済学賞に米シカゴ大学のリチャード・セイラー教授(72)が決定。同氏は消費など人々の身近な経済活動を、心理学と経済学の両面から分析する行動経済学への貢献が認められた。

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