デイリー・アップデート

2017年10月26日 (木)

[英国] 英国の第3四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.4%増。第2四半期の0.3%増から加速。市場では、BOEが11月2日の金融政策決定会合で政策金利を0.25%から0.5%に利上げするとの見方が強まっている。

[日本] 来週日銀の金融政策決定会合が開催される。金融緩和政策は維持される見通しで、欧米の金融引き締め姿勢との差がより鮮明になり、為替市場で円安圧力が高まるとみられる。

[為替] 米欧は金融引き締めに動いているが、豪加は引き締め観測後退により、NZ・トルコ・南アは政治経済情勢を背景に為替急落、経常収支悪化の懸念が残るフィリピン・ペソは11年ぶりの安値。

[中国] 党大会で、中国が今後経済成長から生活の質改善を目指すことが明らかとなり、石油需要の伸びの鈍化に繋がる見通し。

[ウズベキスタン] 欧州復興開発銀行(EBRD)がウズベキスタンでの活動再開を決定。11月にタシケントでオフィスを開設し、同国内の中小企業への金融支援を目的として約1.1億ドルを融資すると決定した。

[タイ] 10月25日からプミポン前国王の葬儀が始まった。26日に火葬が行われ、29日に終了。新国王の戴冠式の予定は未定だが来年初めとの見方がある。

[北朝鮮] 国連によると、北朝鮮の国営企業はアフリカの国連加盟国のうち少なくとも14カ国で大規模建設プロジェクトを受注し、軍需工場、大統領宮殿、集合住宅など様々な種類の建設工事を行っている。

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