デイリー・アップデート

2017年10月23日 (月)

[アルゼンチン] 10月22日にアルゼンチン議会選挙が実施された。事前の予測では、与党連合カンビエモスが得票率40%で、左派野党勢力をリード。現政権の経済改革路線に対する信任となるか。

[タイ] 工業連盟(FTI)が18日発表した9月の自動車輸出台数は前年同月比7.2%増の12万654台で、2カ月連続の増加。年初からの累計ではマイナスが続いていたが、オーストラリア向けなどで伸長が見られた。

[東アジア] 日本、韓国、台湾の情報通信機器等の輸出が増加している。世界景気の回復やスマートフォン向けの需要増に加えて、IoT需要の拡大が背景にある。

[メキシコ] エネルギー業界にとっての最大のリスクは2018年7月に予定されている大統領選挙。対立候補のオブラードル氏は、現政権が進める油田の企業向け入札解禁等のエネルギー改革に反対し、資源は国家に属するとの立場にある。

[チェコ] 10月20-21日にチェコ下院選(定数200)が行われ、EUの難民政策などに批判的な実業家バビシュ氏が率いる新興の中道政党「ANO2011」が得票率29.6%(78議席を獲得)で圧勝した。

[日中] 日本の衆院選の結果を受け、中国の環球時報は、社説で、日本の課題を北朝鮮問題とするのはミスリードで、技術のイノベーションと、日米同盟強化の一方中国との対峙に陥る外交にあると指摘。

[サウジアラビア] ティラーソン米国務長官の訪サに合わせて、イラクのアバディー首相もリヤド入りし、第一回サウジ・イラク調整会議を開催。サウジは昨年25年ぶりに大使館をバグダッドに開設するなど、イラクとの関係改善が進んでいる。

記事のご利用について:当記事は、住友商事グローバルリサーチ株式会社(以下、「当社」)が信頼できると判断した情報に基づいて作成しており、作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、当社及び住友商事グループは、その情報の正確性、完全性、信頼性、安全性等において、いかなる保証もいたしません。当記事は、情報提供を目的として作成されたものであり、投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。また、当記事は筆者の見解に基づき作成されたものであり、当社及び住友商事グループの統一された見解ではありません。当記事の全部または一部を著作権法で認められる範囲を超えて無断で利用することはご遠慮ください。なお、当社は、予告なしに当記事の変更・削除等を行うことがあります。当サイト内の記事のご利用についての詳細は「サイトのご利用について」をご確認ください。

17人が「いいね!」と言っています。