デイリー・アップデート

2018年6月8日 (金)

[石油] 米国ではジェット燃料価格が6年ぶりの高値圏にある。シェールオイルはワックス分が他の原油に比べ高く、ディーゼルを精製する際、ワックス除去のためにジェット燃料の成分であるケロシンを添加しているため。

[中国] サイバー安全法の重要要素は過去1年不明瞭だったが、今夏以降徐々に明らかになり、内外のインターネット関連業界の活動に影響を与えていくとみられる。

[ロシア] 6月7日、プーチン大統領は、毎年恒例のテレビを通じた国民との直接対話を行った。通算4期目の大統領就任後、初めてとなる開催で、経済や外交政策の成果を強調した。

[中国ほか] 6月9~10日、青島市で上海協力機構首脳会合開催。正メンバーは8カ国だが参加総勢18か国と大規模。露・プーチン、イラン・ロウハニ両大統領も参加予定で、朝鮮半島問題・イラン核合意問題での関係国の協調も確認されると見られる。

[イスラエル] エルサレムで開催予定であったアルゼンチンチームとのサッカー親善試合が、パレスチナ・サッカー協会や親パレスチナ団体によるボイコットキャンペーンで、中止となった。

[日米] 6月7日、日米首脳会談が開催された。北朝鮮に関する両国連携を確認し、日米貿易関係をめぐり討議した。日米貿易協議は7月開催予定。なお、米朝首脳会談の後、ポンペオ国務長官が訪日することも明らかになっている。

[カンボジア] 2017年の建設業投資認可額は68億ドルと2013年の27.8億ドルの2倍以上となり好調。中国・韓国からの投資が多い。安定した政局、外国人観光客の増加、国内人口増加が主な背景。

[日本] 2018年第1四半期のGDP成長率は、前期比年率▲0.6%と、第1次速報から変わらず。個人消費の下方修正の一方で、設備投資が上方修正され、家計と企業の相違が明確になりつつある。

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