デイリー・アップデート

2017年1月11日 (水)

[チェコ] 2016年12月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比+2%と、過去4年間でも高い水準に達した。チェコ中銀は近々、2013年から採用してきた通貨コルナの対ユーロ為替上限を撤廃する可能性が高まる。

[イタリア/EU] 極右・反EU政党・五つ星運動が欧州議会第3勢力で親EU会派のALDEと連立する可能性が消滅。ALDE党首で、欧州議会のBrexit交渉担当官フェルホフスタット氏の議長選挙への影響が懸念。

[米中] 馬アリババ集団会長がトランプ次期大統領と会談、ア社のネット通販サイトを通じ米中西部中小企業の衣料品・食料品の中国・アジア向け販売を支援、米で5年間に百万人の雇用を創出すると述べた。

[世銀] 世銀は半年毎に公表の経済レポートでトランプ新政権の減税政策が国際経済に好影響をもたらす可能性を指摘する一方、保護主義的政策が中国、墨との貿易戦争を勃発させるリスクを警告。

[タイ] 本年末に予定されていた民政復帰は、ワチラロンコン国王からの新憲法草案の一部修正要求や選挙関連法の制定等のために時間を要する見込みであり、18年半ば以降に延期されることがほぼ確実視されている。

[ドイツ] 今年選挙を控えるドイツで、マグレブ諸国からの不法移民とマグレブ移民の犯罪率の高さが問題となっており、移民と治安が関連付けられて大きな争点となっている。

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