2017年1月26日 (木)
[ポーランド] 政府は英国のEU離脱に備え、金融機関などの約3万人が英国から「ポーランド」に移動すると発表。1兆ズロチ(2,450億ドル)を技術開発に投資するなど国内投資環境を整備し企業誘致に積極的。
[ASEAN] 11月の貿易額はフィリピンを除いた各国は前年同月比で増加となった。
[海運] IHSによると、2017年のタンカー市況は新造船の増加に加え、原油価格の上昇で原油需要が伸び悩むこと、OPECの減産で荷動きも減ることから、弱含むとしている。
[台湾] 台湾の年金改革を検討する諮問会議が開催された。国民の批判が集中している軍人や公務員に対する優遇措置の撤廃をおそれ、一万人規模のデモが発生した。
[日ロ関係] 日本の外務省幹部が25日、ロシア極東サハリン州を訪れ、地元の知事と会談し、日ロ両首脳が交渉を始めることで合意した、北方領土での共同経済活動の具体化に向けて意見交換を行った。
[ドイツ] シュルツ前欧州議会議長が社会民主党の首相候補にほぼ決定。中道左派の同氏は公共投資拡大推進等で労働者層の支持を得る構え。一方、メルケル現首相は保守系で緊縮傾向がある。
[中台] 台湾の有識者が、目下の中台関係は陳水扁時代よりも緊張している、92コンセンサスについて中国は妥協せず、現状維持を無期限には容認しないので、台湾の武力制圧も選択肢になるとコメント。
[メキシコ] トランプ米大統領が国境の壁建設、不法移民取締強化等の大統領令に署名する中、メキシコ国内では1月31日予定のペニャニエト大統領の訪米キャンセルを求めるなど反米感情が高揚。
[マレーシア] マハティール元首相が、野党が政権をとればシンガポール・マレーシア高速鉄道計画を見直すべきと発言。財政負担と中国からの投資流入への懸念が理由。
[サウジアラビア] 原油価格の上昇などにより経済は回復基調。2016年第3四半期の経常収支も22億ドルの黒字。黒字は2年ぶり。2015年の同時期は143億ドルの赤字であった。
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