デイリー・アップデート

2017年1月19日 (木)

[モルドバ] 旧ソ連・モルドバ共和国はロシアに接近する姿勢を示している。モルドバのドドン大統領は17日、モスクワでプーチン大統領と会談し、同国がEUと結んだ「連合協定」を破棄したいとの考えを表明した。

[EU] ベルルスコーニ元伊首相広報担当のアントニオ・タヤーニ氏が欧州議会議長に当選。EU懐疑派の英国・ポーランド保守党系議員と議会Brexit交渉担当のフェルホフスタット氏が支持していた。

[中国] 財新網は、新たな通達により、外資単独での鉄道車両の製造や入札への参加が可能になるが、中国メーカーが既に国内市場を席巻し尽くしており、外資の新規参入は考えにくいと伝えた。

[米・キューバ] 1月20日に発足するトランプ新政権はオバマ大統領が署名した大統領令の見直し等によりオバマ政権が推進してきたキューバ政策の転換を図る可能性がある。

[インド] IMFは高額紙幣の廃止が経済を直撃するとの見込みから2017年のインドの成長率の予測を0.4ポイント下方修正し7.2%とした。特に自動車や不動産など高額商品の販売に影響している。

[英国] 17年のGDP成長率は+0.9%、18年に+1.2%となり16年(+2.1%)を下回るとの予想。ポンド安に伴う物価上昇や企業の設備投資の減少などが要因。ハードブレグジットによる一層の景気下振れ懸念あり。

[タイ] 12月の産業景況感は4カ月連続で改善し、2015年3月以降で最高となった。1月~11月のFDIは新規申請が前年同期比2.5倍。

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