デイリー・アップデート

2017年1月20日 (金)

[EU] ベルルスコーニ元伊首相広報のアントニオ・タヤー二氏が欧州議会議長に当選。EU懐疑派の英国・ポーランド保守党系議員と議会Brexit交渉担当のフェルホフスタット氏が支持していた。

[米国] かつてエネルギー省廃止論を展開していたリック・ペリー氏の、エネルギー省次期長官指名承認公聴会が上院エネルギー・天然資源委員会で開催され、同氏の指名は問題なく承認される見通し。

[エジプト・サウジ] サウジからシシ政権への莫大な財政支援にも関わらず、エジプトはイエメンに軍を送らず、シリアでも明確なサウジ支持を表明しないことを理由に、サウジが支援を停止した。

[日本経済] 9地域のうち3地域で景気認識が上方修正された。新興国経済停滞の影響や円高で弱含んでいたが足下のリスクが低下したことによる。住宅投資は活発だが相続税対策による需要が多く中長期的には不安要因。

[非鉄] Moody'sが資源会社格付けのベースとなる非鉄価格見通しをアップデート。1年前は悲観的で87社中36社を格下げ、8月にセクター見通しをNegativeからStableに上方修正したが、1月時点でも慎重な見方崩さず。

[米国] ExxonMobilは66億ドルを投じ、米国Permian盆地のシェール権益を倍増させると発表。同社の米国投資は2009年にPermian盆地に拠点を置く XTO Energyを240億ドルで買収して以来となる。

[米国] トランプ次期大統領は19日、農務長官に前ジョージア州知事のソニー・バーデュー氏を指名すると発表した。

記事のご利用について:当記事は、住友商事グローバルリサーチ株式会社(以下、「当社」)が信頼できると判断した情報に基づいて作成しており、作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、当社及び住友商事グループは、その情報の正確性、完全性、信頼性、安全性等において、いかなる保証もいたしません。当記事は、情報提供を目的として作成されたものであり、投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。また、当記事は筆者の見解に基づき作成されたものであり、当社及び住友商事グループの統一された見解ではありません。当記事の全部または一部を著作権法で認められる範囲を超えて無断で利用することはご遠慮ください。なお、当社は、予告なしに当記事の変更・削除等を行うことがあります。当サイト内の記事のご利用についての詳細は「サイトのご利用について」をご確認ください。

17人が「いいね!」と言っています。