デイリー・アップデート

2017年2月13日 (月)

[スイス] 多国籍企業を優遇する州税制の撤廃を目指した法人税改革法案の賛否をめぐる国民投票が12日に実施され、否決された。

[原油] IEAは月報で、昨年末に協調減産合意したOPECの1月の順守率が90%に達したと報告。昨年第4四半期から石油需要の伸びが加速、向こう半年で在庫減少が見込まれる。

[台湾] 世界最大の自転車メーカーである台湾のジャイアントは、日本での事業展開を加速し、今後5年以内に200店舗体制へ。中国工場では製造工程の自動化を図る一方、製品ではスマート自転車の開発を進める。

[トルクメニスタン] 任期満了に伴う大統領選の投票が2月12日行われ、現職のベルドイムハメドフ大統領(59才)の3選が確実視されている。

[ドイツ] 新大統領に社会民主党(SPD)のシュタインマイヤー氏が就任。政治的実権は首相にあり、大統領の職務は儀礼的なものが中心で、政策決定権限はない。秋の連邦議会選挙へ向け、SPDの支持率が上昇中。

[北朝鮮] 2月12日、今年初めて弾道ミサイルを発射。韓国軍は、米新政権に対し武力を誇示し関心を引く目的だと分析。日米中が利害調整中の現状で、日米が非難する以上の対応がどこまで取れるか要観察。

[カナダ] トルドー首相が2月15日に訪米、トランプ大統領と米加首脳会談に臨むが、NAFTAの再協議、両国間の相互依存関係等が中心議題になるとみられる。

[カンボジア] 最大野党救国党の党首サム・レンシー氏が党首を辞任し離党する方針を発表。自身への非難を理由に解党を強制されることを回避するための行動とみられる。

[先進国] 先進国(28カ国)における消費が加速。労働市場の改善、家計債務減少、低金利により消費は力強い。

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