デイリー・アップデート

2017年2月17日 (金)

[アルゼンチン] 穀物輸送の脆弱性が喫緊の課題に。同国の輸出農産品の80%が経由するパラナ川の拡張工事が望まれている。

[米露関係] ティラーソン米国務長官とラブロフ露外相は16日、ドイツで会談した。トランプ米政権発足後、米露外相の初顔合わせ。オバマ前政権下で冷戦後、最悪レベルに陥った米露関係を修復する糸口を探った。

[中国] 中華文化のテーマパークである五千年文博園(安徽省)が、陝西省西安市にある世界遺産の兵馬俑を模した大規模な展示を開始、本家の秦始皇帝陵博物院は、展示の取り止めや、賠償等を求め訴訟準備中。

[メキシコ] 2016年4Qの対メキシコFDIが前年同期比+17%の57億3000万ドル、年間総投資額は前年比▲5.8%の267億ドルとメキシコ経済省が発表。今後のトランプ政権の通商政策が注目される。

[パキスタン] 2月16日、南部セーワンのスーフィー寺院で自爆テロが発生、少なくとも72名が死亡。今週は、ラホールやペシャワールなどで6件の自爆テロが発生、約100人が死亡している。

[フィリピン] 12月の海外労働者送金は前年同月比3.6%増の25.6億ドルと過去最高だった。中銀は予想インフレ率を+3.5%へ引上げたが金利は据置いた。1月の新車販売は前年同月比+28%の3万台。

[石炭] 中国発展改革委が炭鉱の年間操業日数を276日に制限する規制の半年間復活を検討中との報道。但し全炭鉱に適用されるのか、安全・環境基準適合の炭鉱のみか不明。

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