デイリー・アップデート

2017年2月3日 (金)

[ブラジル] Maggi農牧・食料供給相はインタビューで、今年上半期中に外国人による農地取得規制を緩和する法案が議会で承認される可能性があるとコメントした。

[台湾] ネット接続ではPCよりもスマホが多用されるようになり、LINE、写真撮影等での利用が急速に進んでいるが、依存症や、ながらスマホ(食事中・歩行中・運転中)現象も広がり、社会問題化しつつある。

[ハンガリー・ロシア] プーチン露大統領は2日、ハンガリーを訪問し、同国のオルバン首相と首脳会談を行った。原発建設計画の拡大、ロシア産天然ガスの供給拡充などエネルギー協力を進めることで一致した。

[フランス] 共和党の大統領候補、フィヨン元首相が出馬辞退の可能性、数日中とも言われている。極右政党・国民戦線の支持率が拡大しており、4月・5月の大統領選挙の見通しは不透明。

[米国] トランプ政権はイランによる弾道ミサイル開発、周辺国でのテロ組織支援を理由に米国独自の新たな対イラン経済制裁を発動する準備を進めており、早ければ2月3日にも発動する可能性。

[豪州] WP紙によればトランプ米大統領は1月28日のターンブル首相との電話会談において豪州との難民受け入れ合意に対して怒り会談を途中で打ち切り。ツイッターでは合意を見直すと発言した。

[海外直接投資] 国連貿易開発会議(UNCTAD)は2016年の世界全体の海外直接投資(FDI)は前年比13%減の推定1兆5200億ドルと発表。流入額の大きい順に米国、英国、中国。

[英国] 英中銀は政策金利を0.25%に据え置き。17年GDP伸び率予想を前回から+2.0%に引き上げ。一部の金融政策委員は2%のインフレ目標のオーバーシュートが限度に「やや近づいている」と考えている。

[主要通貨] 年初来騰落率マイナスがトルコリラのみに。メキシコペソは年初来プラス圏浮上、既に「トランプリスクは織り込み済み」との見方あり。上昇率トップは豪ドル。2016Q4貿易収支は過去最大の黒字で2期連続マイナス成長回避へ。

[石油] OPEC減産と中国の中東産原油爆買いにより、中東原油の指標であるドバイ原油価格が上昇している。WTI価格がドバイ原油より割安となったことで、アジアからの米国産原油の引き合いが増加。

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