デイリー・アップデート

2017年6月23日 (金)

[日本] 内閣府は6月の月例経済報告で、国内景気の基調判断を「緩やかな回復基調が続いている」とし、6か月ぶりに上方修正。個人消費、設備投資、住宅建設、公共投資で判断を引き上げた。

[金利] 米FRBは6月に追加利上げを実施したが他の多くの国の中銀は追随せず。NZやノルウェーは早期利上げなしと示唆。例外的にインフレ抑制に取り組むメキシコは7会合連続利上げ、通貨ペソは今月上昇率トップ。

[ペルー] クチンスキー大統領の腹心ソーン財務長官の不信任案がペルー国会で賛成88票、反対11票の賛成多数で成立。少数与党のクチンスキー政権と野党第一党「人民勢力党」との対立が露呈した。

[フィリピン] ミンダナオ島の戒厳令布告から1か月が経過したが、マラウィ市での戦闘は続いている。現時点ではマラウィ市より外の経済活動への影響は限定され、通常通り継続している。

記事のご利用について:当記事は、住友商事グローバルリサーチ株式会社(以下、「当社」)が信頼できると判断した情報に基づいて作成しており、作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、当社及び住友商事グループは、その情報の正確性、完全性、信頼性、安全性等において、いかなる保証もいたしません。当記事は、情報提供を目的として作成されたものであり、投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。また、当記事は筆者の見解に基づき作成されたものであり、当社及び住友商事グループの統一された見解ではありません。当記事の全部または一部を著作権法で認められる範囲を超えて無断で利用することはご遠慮ください。なお、当社は、予告なしに当記事の変更・削除等を行うことがあります。当サイト内の記事のご利用についての詳細は「サイトのご利用について」をご確認ください。

16人が「いいね!」と言っています。