デイリー・アップデート

2017年8月16日 (水)

[インド] 14日商工省が発表した7月の貿易収支(速報値)は114億4,981万ドルの赤字。輸出額は前年同月比3.9%増の225億4,380万ドル、昨年11月以降で最低。輸入額は15.4%増の339億9,361万ドル。

[ドイツ] ドイツのQ2GDP速報値は前期比0.6%増のプラス成長。ドイツ経済のここ数年の力強さ、低失業率、ユーロ圏では異例の経済成長は総選挙を控えるメルケル首相にとっては追い風に。

[中国] 環境査察は10月一杯まで継続するとみられ、重工業を中心とする産業向け石油需要の鈍化に加え、製油所の精製活動も低迷が続く見通し。

[ロシア] ロシア極東当局は今月から、ウラジオストクとその周辺地域を訪問する日本人などを対象に、取得手続きを簡素化した「電子ビザ」を導入した。極東地域間でのビジネスや交流の拡大が期待される。

[中国] 住宅価格が高騰している北京市で、政府と個人が財産権を共有する新たな社会保障住宅制度が始動しつつある。これにより個人が少なくとも2~3割安い価格の住宅購入が可能となる。今後5年間で25万戸以上の供給が見込まれる。

[米国] トランプ大統領は、8月15日、連邦政府・機関によるインフラ整備プロジェクトの認可プロセスの大幅な簡素化を目指す新たな大統領令に署名。

[インド] 8月15日、インドの70周年独立記念式典においてモディ首相が演説を行った。2022年までに実現する「新たなるインド」追求を強調し、宗教的不寛容には厳しい姿勢を見せた。中国との国境問題への言及はなかった。

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