デイリー・アップデート

2017年8月22日 (火)

[米国] トランプ大統領は17日間の夏季休暇を終えてホワイトハウスに戻ったが、2週間後の米議会の審議再開に向けて内政面では税制改正を最優先課題として取り組む方針。

[フィリピン] 8月20日、17人の上院議員が17歳の高校生が警察官に殺害された事件を非難し検証を要請する決議に署名。8月15日から18日の捜査で同高校生を含む約80人が殺害されたことも懸念されている。

[世界] 2007年10月以降の金融危機後、世界経済は低迷したがその後2017年の段階で2007年と比較すると、実質GDP比で米国は14.6%増、日本は4.7%増、中国は120%増になっている。

[商品] 金属・鉱物系商品価格高騰。中国の先物投機が一因。中国の商品取引所は先週の異形棒鋼に続き、鉄鉱石・原料炭・亜鉛先物でも取引手数料や証拠金の引上げ、ポジション制限など過熱抑制措置を導入。

[ドイツ] トルコ政府がドイツ国籍のトルコ人をスペインで拘束させたことなどから、トルコとの関係悪化。エルドアン・トルコ大統領も、ドイツのトルコ系の有権者に9月の独連邦議会選挙を前に主要政党を支持しないよう要請。内政干渉との批判。

[BRICS] 17日、新開発銀行が、同行初の海外拠点として、南アのヨハネスブルクにアフリカ地域センターを開設。同行は、17~18年で南アの交通、エネルギー案件などに12億ドルの借款を計画。

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