デイリー・アップデート

2017年8月28日 (月)

[シンガポール] 7月の製造業生産高指数は前年同月比21%増、特に電子材が同49%増と好調を維持。4~6月期のサービス業売上高指数は同4.9%増。

[金融] 今年のジャクソンホール会合のテーマには過去2年あった「金融政策」の言葉を含まず、市場が期待した「次の一手」に関する示唆も無し。金融規制や貿易等においてトランプの政策に批判相次ぐ。

[カザフスタン] 原油価格持ち直しに伴い、景気回復色が強まっている。カザフ中銀は通年のGDP成長率見通しを従来の+2.8%から+3.1%に引き上げた。上半期のGDP成長率は前年同期比+4.2%だった。

[英国] 本日開始される第3回離脱交渉を前に、最大野党労働党が単一市場・関税同盟への残留への方向転換を発表。9月11日にはEU(離脱)法案の採決も控えており、英議会の混乱が予想される。

[中国] 25日の国務院政策説明会で商務部次官は、12業種に対する外資規制の緩和、知的財産権の保護強化など22項目の外資導入促進策(8/16付の通達)は、9月末までに詳細が公表されると語った。

[カタール] 先週、今週とクシュナー米大統領上級顧問、ラブロフ露外相、グテ-レス国連事務総長などが湾岸諸国を訪問、カタール問題の外交交渉は続いているが、解決の糸口は見えてこない。

[米国] 格付け会社Fitchは、10月までに米連邦政府の債務上限の引き上げの議決がない場合、米国債格付けを引き下げる方向、Moody'sは警告は発したが、Fitchほど厳しい姿勢は示さなかった。

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