デイリー・アップデート

2022年8月4日 (木)

[米国] 地区連銀総裁の発言が相次いで報道されている。今後の経済・物価動向次第であるものの、次回9月のFOMCでは50bp利上げが、政策判断の軸になりそうだ。一方で、物価上昇率を2%目標に向けて抑制するために必要な利上げは、断固として実施すべきという姿勢で連銀総裁らは一致している。金融引き締めペースが緩和し、来年には利下げに転じるという楽観論が広がっていた市場参加者は、先行きの見通しの修正に迫られた。

[ジョージア] 今年2月のロシアによるウクライナへの軍事侵攻以来、ロシアと旧ソ連のジョージア(旧グルジア)の経済関係が非常に活発化している。ロシア製品の輸入、再輸出、金融移転等は、かつてないペースで増加しており、ジョージアのロシアへの経済的依存が高まっているとトランスペアレンシー・インターナショナル・ジョージアが最新の調査報告で警戒している。

[米国] 中国政府が強く反発する中で8月2日にペロシ下院議長は米下院議員団を引き連れて台湾を訪問し、翌3日に蔡英文総統と会談したが、ペロシ下院議長の訪台にタイミングを合わせる形で野党・共和党の上院議員26人がペロシ訪台を支持する共同プレスリリースを公表した。近年米議会でも党派対立が先鋭化する中、上院共和党会派に所属する過半数を上回る上院議員がペロシ訪台に支持を表明する動きは米議会内で党派を超えた中国への警戒があることを反映しているものと思われる。

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