デイリー・アップデート

2018年4月3日 (火)

[エジプト] 先週行われた大統領選挙の公式結果が発表され、有効票の97%を獲得したシシ大統領の再選が決まった。しかし、投票率は41%と前回選挙よりも6%ポイント以上低かった上、全投票数の7%を超える無効票が投じられた。

[日本] 輸入冷凍牛肉に対するセーフガードが3月末で解除され、4月より米国等からの牛肉に対する関税率は38.5%まで下がる。輸入量変動に伴う、輸入制限再発動の可能性は、今後の両国関係にも影響を及ぼす可能性がある。

[日本] 日銀短観掲載の企業の物価見通し(1年後)によると、販売価格は+0.7%と前月の調査結果から加速するも、物価全般は+0.8%と前月から横ばい、デフレマインド払拭には金融緩和政策の継続が必要と思われる。

[株式市場] イースター明けの米国市場では、貿易摩擦への懸念に加え、半導体関連株やAmazonなどハイテク株の急落で指数も大きく値下がり。第1四半期は長期金利上昇が株安を招いたが足元で利回りは低下。

[米国] 米シェール業界では、水平井戸が長くなり隣接の競合企業の土地に近づいたことで再びM&Aが活性化しそうだ。先週発表されたConcho ResourcesによるRSP Permianの80億ドル規模の株式買収もその一例。

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