デイリー・アップデート

2018年4月18日 (水)

[日米] 4月17日、米フロリダ州で日米首脳会談が開催され、対北朝鮮政策を議論。18日には、日米FTA、対米貿易赤字、米の鉄・アルミ輸入制限に対する除外認定等、通商課題が議論される見込み。

[米国] 4月17日トランプ大統領は、米朝首脳会談に向け米政権高官が北朝鮮側と直接協議していると発言。ワシントン・ポスト紙によると、ポンペオ次期国務長官がイースターの連休中に訪朝し金正恩委員長と面会したという。

[IMF] 4月17日公表した世界経済見通し(WEO)で今年と来年の世界成長率予想を1月時点の予測と同じ+3.9%に据え置き、米国の成長率見通しは減税実施を踏まえて上方修正した。2017年の世界成長率実績は+3.8%。

[日本] 貿易統計によると2017年度の輸出は前年度比10.8%増の79.2兆円、輸入は13.6%増の76.7兆円となり、貿易黒字は2.4兆円で2年連続の黒字となった。

[石炭] 中国当局が一般炭の石炭輸入制限を実施。国内石炭価格を引き上げ、国内石炭生産量を増加させることが狙いとされる。国際石炭価格にとっては弱材料。

[自動車] 中国が自動車の外資規制を22年までに撤廃。国内市場の成長鈍化により、国内OEMが独自で力をつけて輸出や海外展開が求められるステージになってきたこともその要因の一つ。

[アルメニア] 今週、首都エレバンでは、セルジ・サルキシャン前大統領が首相となり、引き続き権力を握ることに抗議する大規模なデモが起きている。デモ隊と警官隊が衝突し、数人の負傷者が出たという。

[リビア] ハフタル将軍が心臓発作でパリの病院に緊急搬送され危篤状態であるとの噂。明確な後継者のいない中、カリスマと力でリビア東部を掌握してきた将軍の不在でリビア東部が再度混乱に陥る可能性が指摘されている。

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