デイリー・アップデート

2018年8月3日 (金)

[NAFTA] 先週に続き、米墨間のNAFTA交渉が8月2日からワシントンで開催されている。交渉は順調と伝えられ、8月25日までの交渉妥結見込みすら掲げられているが、現段階ではカナダの参加もないことから楽観的な観測は少ない。

[英国] 英中銀は政策金利を0.25%ポイント引き上げて、0.75%にした。今後の実体経済、金融政策の動向は、Brexitの帰結次第によるところがますます大きくなっている。

[イラク] イラクのシーア派最高権威であるシスタニ師は、新政権樹立の遅れやアバディー首相の汚職に対する姿勢を批判。サドル師も次期首相の資格として40の条件を出すなど、アバディー氏以外の首相候補者選びの動きが加速している。

[中国] 8月2日、Voice of America は、習主席が先月のアフリカ外遊時にも、従来同様、国内の貧困や不採算な海外投資事業を顧みず、ローン・投資等約5兆円相当をバラ撒いたことに対する中国人識者の批判的コメントを報じた。

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