デイリー・アップデート

2018年8月17日 (金)

[ガイアナ] 南米の小国ガイアナは新興産油国として台頭しつつあり、2025年にはエクアドルと並ぶ産油量である日量75万バレルが見込まれる。2018年末までにソブリンウェルスファンドの設立を計画。

[EV] 中国版「テスラ」とも呼ばれる新興EVメーカーNIOがニューヨーク証券取引所に上場し18億ドルを調達へ。米国で上場する初の中国自動車メーカーとなる。車載としては初のAIや交換可能なバッテリーなどが特徴。

[インド] インドは今年4-6月期に鉄鋼の純輸入国に。米政府が3月に発動した輸入制限とインド国内の旺盛な需要が背景。特に自動車など高性能鉄鋼の輸入が拡大。日本と韓国からインドへの鉄鋼輸出は3割増。

[米国] 来週末、ジャクソンホールでパウエルFRB議長が発言する予定。8月に金融市場が荒れた一方、2019年の利上げも視野に入り始める時期だけに、その発言内容が注目される。

[ロシア] 2018年上半期の石油・ガス等天然資源以外の輸出額は、前年同期比23%増の約700億ドルに達したと政府が発表。「輸入代替」や経済多様化への対策の効果が少しずつ現れ始めている。

[中国] 長春長生バイオ科技社の不正ワクチン事件は、関係者の自殺や吉林省副省長、同政協副主席、長春市長などの免職・引責辞任、元国家食品・薬品監督・管理総局副局長に対する紀律取り調べなど監督官庁関係者の処罰に発展している。

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