デイリー・アップデート

2018年8月29日 (水)

[ロシア] 政府は世界石炭市場への参入を拡大する方針を明らかにし、将来的にアジア市場への輸出量を倍増する考えを示した。石炭の輸送インフラに約1.5兆ルーブル(約2.5兆円)を投入するという。

[フランス] ユロ環境相がラジオのインタビュー中に突然の辞任を発表。発表した時点では「大統領・首相に伝えていない」とも発言。昨年の政権発足時からマクロン大統領の環境に対する姿勢に不満を持っていたとされる。突然の辞任劇の理由は、原発の削減目標の引き伸ばしなど、環境政策における大統領との意見の相違とされる。

[マレーシア] 8月27日、マハティール首相は、マレー半島南端で進行中の1000億ドル規模の巨大都市開発プロジェクト「フォレストシティー」に外国人への居住ビザは発給しないと言及した。外国人を主要購買層に想定しており、マレーシア人向けになっていないことを主因に挙げている。これまで同マンションを購入した約3分の2は中国人で、2割がマレーシア人、残りがインドネシアやベトナム、韓国など22カ国の出身者となっている。開発主体は中国企業の碧桂園とジョホール州との合弁企業である碧桂園太平洋景(CGPV)。

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